季節外れだけど、ボクは、吉良邸に主君の仇討ちに行った赤穂浪士って、偉いと思えてきた。
というのも、このストローが、ピコピコ延び縮みするせいで、こんなに面倒なことになってしまったからだ。
まぁ、ちゃんと引っ張っていればよかったんだけど、牛乳パックの中にストローが完全に入ってしまった。それをどうにか取り出そうとストロー差し込み口を指で広げて、あと少しでストローに届きそうってところで沈んでいった。
最初にこれを発明した人は親切で考えたと思うけど、今日のボクにはそれが仇となったんだ。ストローにしてみてもそうだ。自分の使命を全く果たせなかったわけだから。
そこで、このストローが浅野殿で牛乳パックが吉良殿だって仮定して、浅野殿ことストローは、殿中で吉良殿こと牛乳パックの嫌がらせに耐えかねて、斬らなくてもいい所（ストロー差し込み口）に斬りこんでいっちゃったストーリー。憐れ、殿ぉぉ・・・
というわけで、遂に赤穂浪士ことボクの討ち入り！
ここでいうところの注ぎ口を開ける行為。
かくして、浅野殿ことストローのため赤穂浪士ことボクによる吉良殿こと牛乳パックに対する仇討ちおしまい。
牛乳はよく噛んで飲もう！ってなんのこっちゃ・・・